• 廃棄物問題
  • ゴミ処理のコツ

資源ゴミの種類をどれだけ知ってる?

資源ゴミとは、廃棄物の再資源化および再利用を目的とした、リサイクル可能なゴミを指します。資源ゴミをリサイクルするシステムが確立すれば、全体的なゴミの廃棄量を減らせる上、貴重な資源も持続的に確保することが可能になります。そのため、地球環境の保護および循環型社会の構築において、大きな意味を持つと言われます。

一口に資源ゴミといっても、古紙や古着をはじめ紙製容器類やプラスチック製容器類、空き缶や空き瓶そしてペットボトル、さらに乾電池やスプレー缶あるいは生活用品に含まれる金属類など、その種類は幅広く多岐にわたります。この中で一般的によく知られるのが、やはり古紙でしょう。

古新聞や古雑誌またはダンボールなどを回収するために、昔から業者がトラックで巡回するシーンは世間でもお馴染みです。

次に空き瓶や空き缶そしてペットボトルも、資源ゴミの代表格と言えます。空き瓶や空き缶にはジュースなどの飲料容器の他、缶詰や食用油のような食品用、さらに洗顔や美容といった化粧品用も含まれます。またペットボトルは主に飲料や酒類あるいは調味料といった、液体製品を入れるプラスチック容器でお馴染み。

これらの製品には、PETボトルマークが資源ゴミの目印となっています。

資源ゴミ

紙製容器類やプラスチック製容器類も、忘れてはならない重要な資源ゴミです。前者では牛乳やジュースの紙パック、また後者ならカップラーメンの容器やスーパーで陳列されている食品のトレーが有名でしょう。

資源ゴミの目印としては前者が紙マーク、後者はプラマークの有無で判断するのが通常です。

最後に、乾電池やスプレー缶あるいは生活用品や家電製品に含まれる金属類。これらの廃棄物には希少な再生資源が含まれるケースもありますが、資源ゴミとしての取り扱いの可否については、自治体や地域によって対応が異なります。したがって自分が所在する自治体や地域の対応について、あらかじめ確認することが求められます。