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生ゴミの臭いを防ぐ無駄のない料理をご紹介

生ゴミの臭い

気を付けているつもりでも、なんだかキッチンが臭いと感じることはありませんか。特にじめじめとした梅雨の季節は菌が繁殖するのにもってこいの季節です。キッチンが臭いのは、生ゴミや排水溝にたまった食品のカス、油汚れなどが原因です。特に生ごみは、野菜に含まれた水分の量が多く、カビや菌が増殖しやすいので、クサイ臭いの元となってしまいます。

臭うから、と生ごみをゴミ箱に密閉してしまうと、かえってカビの温床になり、臭いを断ち切ることはできません。生ごみは、できるだけよく水気を切り、重曹をかけたり新聞紙で巻いたりしてカビが生えることを防ぎ毎日片づけるようにしましょう。

生ごみを入れる三角コーナーは、泡タイプの漂白剤できれいにすると滅菌できます。排水溝や油汚れも小まめに掃除するよう心がけるとよいでしょう。

生ゴミを減らす

臭いの元となる生ゴミを減らすために、料理を工夫することもおすすめです。例えば、大根の皮はきれいに洗ってとっておき、まとまったところできんぴらにするとおいしく食べられます。ジャコを入れたり、出汁醤油を使い強火で炒めると歯ごたえのある美味しいきんぴらができ、おつまみに最適です。サラダにキャベツを使う時は、芯も一緒に食べるのもおすすめです。キャベツの芯はピーラーでスライスしたり、キッチンばさみで細かく刻むと食べやすくなります。

少しレンジで温めるとさらに食べやすくなります。

ピーマンの肉詰めを作る時、ピーカンからとった種は捨てずに細かく刻み、ひき肉と一緒に混ぜ、ピーマンに詰めて食べている人もいます。ピーマンのわたや種には、神経や筋肉を正常に保ち、体から余分な塩分を排出してくれるカリウムが豊富に含まれています。

栄養を取りたい人にとっては、ピーマンのわたや種を生ゴミとして捨ててしまうのはもったいないのです。生ゴミが減らせ、キッチンの臭い予防にもなるレシピの活用はおすすめです。