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ミニマリストはどうやってゴミを減らしているか?

ゴミが溜まる前に捨てる習慣

ミニマリストとは、最低限必要な物資だけで生活する人のことです。持ち物に無駄が無く、身軽で活動的な生活を送れるでしょう。ミニマリストは、余計な買い物をしないだけでなく、ゴミを溜めない工夫も凝らしています。一般人は、ゴミ収集日に家庭ゴミを出すものですが、不燃ゴミやペットボトルは、収集日が隔週などあまり頻繁とは言えないため、いつでも捨てられるゴミ置き場を設置したマンションに住まない限り、自宅のゴミ箱に溜まりがちだと言えるでしょう。ミニマリストは、こうした傾向を嫌い、ゴミが溜まる前に捨てる習慣を身につけています。

ゴミが増えることを防ぐ努力

例えば、ペットボトルやプラスチック皿などスーパーマーケットで回収しているゴミについては、買い物に行く度に持参して捨ててしまうのです。また、ゴミ箱を各部屋に置くと溜め込むリスクが高まるので、ゴミ箱の数も制限しています。ゴミ箱が多いと、自宅内のどこでも気軽に捨てやすく便利ですが、その分部屋が狭くなり、ゴミ回収の手間も増えることを心得ているのです。それから、ゴミを増やさない工夫も欠かせません。できるだけ簡素なパッケージの商品を選んで購入し、徒にゴミが増えることを防ぐよう努力しています。

缶や瓶に詰められた食品などは、非常用の備蓄防災品に留め、日常生活では可能な限り購入を避けるように努めています。

瓶やプラスチック容器など再利用が可能なものは、他の生活用品を入れる容器として活用する工夫も忘れていません。シャンプーや液体石鹸など、プラスチック容器本体を手に入れた後は、詰め替え用の袋だけを購入し、同じ容器を複数所有することがないように配慮します。

こうした細かい気遣いが、ミニマリストの快適な生活を支えていると言えるでしょう。