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アウトドアを楽しむ際に心がけたいゴミのマナー

キャンプや登山、釣りなどのアウトドアがブームの中、ゴミのマナーを守ることが非常に重要です。実際のところ、マナーが守れていないために閉鎖されたキャンプ場やバーベキュー会場なども全国に点在します。

せっかくの野外レジャーを楽しめる場所がなくなっていくのは、アウトドア好きな人たちにとっては辛いものです。今一度、野外のゴミマナーについて考えて皆が心がけることが大切と言えます。

どんなアウトドアでも、何らかのゴミは出るものです。特にバーベキューのように飲食する場合は、食材ゴミは勿論パッケージの袋やペットボトル、石炭などさまざまな処分品が出てきます。その際に自分たちで出したゴミは持ち帰ることが基本です。山や川にはゴミ箱が設置していない所も多いので、家から大きなゴミ袋を持参しておくと便利です。

バーベキューのできる公園では、使った食器類やコンロを水道場で洗うことが禁止されている所もあります。これは食べカスや炭の残りカスで、下水が詰まってしまうからです。しかしながらそうした禁止ルールを守らずに、バーベキュー後の洗い物を水道場でしている人も多いのではないでしょうか。

これもまた、ゴミのマナーに違反していることになるので注意したいものです。

さらに釣りでもキャンプでも、喫煙者の場合は吸殻を山や河原に捨てる人もいます。もしくは空き缶を灰皿にしてそのまま置いて帰る光景も見られます。けれども煙草の吸殻もゴミのひとつであり、自然の中に捨てるのは明らかにマナー違反です。何より吸い殻の火が木に燃え移り、山火事になったら大変です。

自然の中でアウトドアを楽しむのであれば、山や川を守ることやエコを考えることも大切と言えるでしょう。

アウトドアのゴミ